住みたい！と手を挙げてくれたのは、みとむさんとefさん。後からiちやんも加はつて、明才さん(若生さんのことね)を入れて合計四名となりました。男女比は半々。年齢は三つづつ離れてゐて、一番上と一番下が調度十歳違ふといふ、なんかの実験被験者なのか？てくらゐバランスの取れた組み合はせです。
初めに物件を見つけてくれたのはefさん。５Ｋ、駐車場無料、７万、といふ夢のやうな物件。真ん中に10帖の洋室がどどんとあつて、周りを4.5畳の和室や洋室が囲むといふ、なんかおもしろい間取り。築40年を過ぎてゐますが、古いのもまた魅力的。
所在もつれづれ室の近所なので、早速偵察に行きました。が、既に入居者がゐることが判明。バルコニーに電飾がしてあつたよ……。やつぱりおもしろい物件は直ぐ入居が決まつて了ふのね。
さうさう一件目で決まつたりはしないかあ。めげずに次の物件を探しませう。

<続く>

TwitterとFacebookと、実際にあちこちで若生さんが騒いでをりますが、つれづれ室移転計画を只今推進中です。
現在、つれづれ室は某アパートの一室でひつそり運営維持されてゐます。管理人として常駐してゐるのは若生さん一人です。でも、もつと広いところでさあ、常に複数人がそこにゐたら、もつとゆるくて、もつとおもしろいことになるんぢやない？と考へて、それにはシエアハウスが適してゐるんぢやないか？と思つた次第です。

ことの発端は11月の深夜。眠れない若生さんがネツトサーフイン(て言ふの？今も)したことから始まります。若生さんは間取りを見て、こんな家だつたらこんな風に使ひたいなあ、と妄想するのが好きなので、賃貸情報サイトを眺めてゐました。さうしてこんなことを呟きます。
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眠れない夜は妄想が広がりますね。今夜若生さんの頭を占めてゐるのはシエアハウスです。suumoで検索し捲つてゐました。4k一戸建て六万円とか見ると夢が膨らみます。一緒に住んでくれる人が二人以上現れたら、本気で物件を探したいと思ひます。
でも、おもしろそうと言はれる割りには、実行する人が少ないんですシエアハウス。不安の方が勝るのかしら。おもしろいと思ふんだけどなあ。あと、経済面ね。そこまで逼迫してゐる人てゐないのだらうなあやつぱり。
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と、消極的に呟いたのですが、翌日現れて了つたんですよ。住みたいといふ人が二人。
これはやるしかないよね。だつて言つて了つたもの。

といふ訣で、その日から物件探しが始まりました。
<続く>