今日は引越し先へ御挨拶をしました。

　先づは地域を管轄する氏神樣へお詣りです。
　引越し先て、人ぢやないのか！と突込みを入れて下さる方もいらつしやると思ひますが、神樣の世界にも仁義を通すことは重要です。皆樣も自分の住まふ地域の神樣へ挨拶なさることをお奨め致します。

　宮城縣の場合、宮城縣神社廰へ電話すると、土地の氏神樣を教へてくれます。つれづれ室のある地域は、朝日神社さんの擔當とのこと。アパートの直ぐ裏手に朝日神社さんはありました。
　朝日神社は鳥居とお宮があるだけの小さな神社でした。手を合はせて、引越して參りましたどうぞ宜しくお願ひ致します、と御挨拶。

　さて、次は松尾神社さんへ伺ひます。
　朝日神社さんには常駐する神職がをらず、松尾神社の宮司さんが兼任していらつしやるとのことで、朝日神社さんのお札を頂きに參りました。
このお札は、後日神棚へ納めます。

　最後に、屋敷神樣へ御挨拶。
　アパートがある敷地の片隅に、石碑があるのです。大家さんへ聞いてみましたが、曾お祖父さんが建てたものらしく、古くてよく判らないとのこと。あ、大家さんへも挨拶したのですよー。ひつじ屋roomさんの燒き菓子詰め合せを手土産に。喜んで頂けました。
　持ち主の大家さんにも判らないものなので、知り合ひの専門家(山伏)へ相談しました。山伏さんの見るところによると、これはお伊勢さんであると。このお伊勢さんがこの土地屋敷を守つて下さつてゐるから、大切にするべきだと。
　さういふ訣で、お伊勢さんへも手土産を持つて御挨拶しました。


　神樣も人もどうぞ宜しくお願ひ申し上げます。

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　今日は部屋へ雲位を設置しました。
　棚の上へ柱を立て、幕を張り、お宮を置く場所を作りました。この柱といふか枠みたいなものを雲位(くもい)と呼びます。
　雲位を作つてくれたのは、私の實家町内に住む大工さん。この雲位、幅が四尺五寸あり、既製品は無いのです。四尺五寸て、およそ1m35cmです。神具専門店のカタログにあつた寫眞を大工さんへ見せて、こんな感じのものをこれくらゐの大きさで……といふあやふやな注文にも關らず、素晴らしいものを作つて下さいました。

　取り附けてくれたのは、内裝業を營む友人。
　更に、昨年自宅へ神棚を設けたばかりの友人姉妹が應援、指導、掃除まで手傳つてくれました。

　たくさんの方に助けて頂き乍ら、開店準備をしてをります。皆さん、本當にありがたうございます。


　それから
　玄關には大黒さんもいらつしやいます。

　今日は鯛を注文して參りました。
　殘念乍ら食材ではありません。神棚を設置する日に、神樣へお供へする爲の鯛です。お供へものは他に、野菜、果物、米、鹽、水、榊などを用意します。神樣はなかなか食ひしん坊です。勿論、酒も差し上げます。全部で七升になります。神樣は呑んべえなのですね。
　因みに、昨日から私は精進潔斎に入りました。精進潔斎といひましても、瀧に打たれたりすることもなく、牛肉と豚肉を食べられないだけです。鶏肉と魚肉は食べても可いとのこと。それから、飲酒も赦されてゐます。どうもうちに來る神樣は酒を愛して已まないやうです。氣が合ひそうだわ。

　つれづれ室でもなく給食室でもなく、暫くは神樣報告が續きそうです。

　昨日はお宮を購入しました。
説明しよう！お宮とは神棚の上に乘つてゐる、神樣のおうちのことである。

　新居を構へるならば、正式な神棚を設置したいなあ、と常々考へてをりましたので、これを機に本格的神棚を作ることにしました。
　神棚一式は、仏壇の佐正さんで購入しました。扱つてゐるのは佛具だけではないのですねー。購入した一式を友人宅へ預けて了ひましたので、畫像はございません。ごめんなさい。
　神樣とのシエアハウスを樂しみにしてをります。

　つれづれ団を中心として、皆で使へる場所が慾しいね。と思ひ立ち、いろいろな方へ相談して少しづつ準備を進めて來ました。當初の豫定とは變つたところもあるけれど、なんとか物件も決まり、實現へ向けて邁進してをります。
　ここからは、オープン迄の進捗状況を皆さんへもお知らせしてゆきたいと思ひます。どうぞ宜しくお願ひ申し上げます。

　つれづれ団の秘密基地といふことで、つれづれ室と呼んでをります。今のところ。
　つれづれ室は、たくさんの人が使ふ、いろいろなことを出來る場なのですが、私の擔當が給食室ですので、暫くは給食室に就いての報告が主になると思ひます。御諒承下さいませ。
　あと、正字正かなは私の趣味です。ごめんなさい。